地震に備える備蓄品リスト

はじめに

地震はいつ、どこで発生するか予測できません。大規模な地震が発生した場合、電気やガス、水道などのライフラインが停止し、食料や水、医薬品など生活必需品が不足することが予想されます。そのため、災害発生時に備えて備蓄品を用意しておくことが重要です。

本記事では、地震に備えてしておくべき備蓄品をリストアップし、その内容を詳しく解説します。この記事を参考に、ご家庭や職場に必要な備蓄品を揃えて、災害に備えましょう。

備蓄品のリスト

1. 食料

• 3日間分以上の非常食（乾パン、クラッカー、インスタント食品など）
• 水（1人1日あたり3リットル、3日間分）
• 缶詰（おかずやフルーツなど）
• レトルト食品
• 栄養補助食品（カロリーメイト、ウイダーinゼリーなど）
• 嗜好品（コーヒー、紅茶など）

2. 水

• 飲料水（1人1日あたり3リットル、3日間分）
• 浄水器（水道水が汚染された場合に備えて）
• 水筒（飲み水を持ち運ぶために）

3. 医薬品

• 常備薬
• 応急処置セット（包帯、消毒液、ばんそうこうなど）
• 痛み止め
• 解熱剤
• 下痢止め
• 風邪薬
• アレルギー薬

4. 衛生用品

• トイレットペーパー（3日間分）
• ティッシュペーパー
• ウェットティッシュ
• 石鹸
• シャンプー
• 歯ブラシ
• 生理用品

5. 衣類

• 下着（3日間分）
• 靴下（3日間分）
• 長袖シャツ（2枚）
• 長ズボン（1枚）
• 雨具

6. 寝具

• 毛布（2枚）
• 枕（1個）
• スリーピングバッグ

7. 日用品

• 懐中電灯（スペアバッテリー）
• ラジオ（乾電池式）
• ホイッスル
• ナイフ
• 缶切り
• ライター
• マッチ
• 軍手
• タオル
• ポリ袋
• ジップロック
• 現金
• コピーした身分証明書

8. その他

• 救急箱
• 携帯トイレ
• ペットの餌（ペットを飼っている場合）
• 防災マップ
• 家族との連絡方法

備蓄品の管理

備蓄品は、以下の点に注意して管理しましょう。

• 定期的に点検する：備蓄品の賞味期限を確認し、期限が切れたら新しいものと交換しましょう。
• 湿気や直射日光を避ける：備蓄品は湿気や直射日光を避け、涼しく乾燥した場所に保管しましょう。
• 取り出しやすい場所へ保管する：災害発生時にはすぐに取り出せるように、玄関や寝室など、取り出しやすい場所に備蓄品を保管しましょう。

備蓄品の量

備蓄品の量は、家族の人数や年齢、健康状態によって異なります。目安としては、次の通りです。

あくまで目安ですので、ご家庭や個人の状況に応じて調整しましょう。

災害に備えておくためのヒント

• 家族で話し合う：災害発生時の行動や連絡方法について、家族で話し合いましょう。
• 防災訓練に参加する：自治体や消防署などが開催する防災訓練に参加し、災害時の対応を学びましょう。
• ハザードマップを確認する：お住まいの地域のハザードマップを確認し、災害時の危険性や避難場所を把握しましょう。
• 防災リュックを用意する：いつでも持ち出せるように、防災リュックを用意しましょう。
• 非常用トイレを確保する：災害発生時には水道が停止する可能性があります。非常用トイレを確保しておきましょう。
• ペットの備えをする：ペットを飼っている場合は、ペットの餌や水、トイレを備蓄しましょう。

最後に

地震はいつ、どこで発生するか分かりません。備蓄品を揃えてしておくことで、災害発生時に備えることができます。この記事を参考に、ご家庭や職場に必要な備蓄品を揃え、大切な命を守りましょう。

地震備蓄品の表

表1：食料の備蓄例

表2：水と衛生用品の備蓄例

表3：医薬品と日用品の備蓄例

地震の体験談と教訓

体験談1：東日本大震災

2011年に発生した東日本大震災では、大規模な津波が発生し、多くの沿岸地域が壊滅的な被害を受けました。当時、福島県に住んでいた佐藤さんは、津波に流されたものの、奇跡的に助かりました。佐藤さんは、「あの時、もし避難する時間がもう少しあれば、もっと多くの人が助かったはずだ」と振り返ります。

教訓： 津波の発生が予想される地域では、早めに避難する必要があります。ハザードマップを確認し、災害発生時に避難する場所と経路を把握しておきましょう。

体験談2：阪神・淡路大震災

1995年に発生した阪神・淡路大震災では、震度7を記録する揺れが発生し、兵庫県