またたびは何歳から与えられるの？

またたびは、日本原産の蔓性の植物で、その葉や茎に含まれるネペタラクトールという成分が、猫に催眠・興奮効果をもたらすことで知られています。

またたびを与えられる年齢

一般的には、猫が生後6か月前後からまたたびを与えても問題ありません。それ以前の幼猫には、内臓機能が未発達で、またたびの成分が刺激となり、下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

ただし、猫によって体質は異なるため、必ずしもこの年齢から与えることができるわけではありません。まずは少量を与えて、猫の様子を観察し、問題がなければ徐々に量を増やしていきましょう。

またたびの与え方

またたびを与える際は、次の点に注意しましょう。

• 適量を与える：与えすぎると体調を崩す可能性があります。1回に与える量は、小さじ1/2～1程度にとどめましょう。
• 徐々に慣らす：初めて与える場合は、少量から始めましょう。猫の様子を見ながら、徐々に量を増やしていきましょう。
• 新鮮なものを与える：乾燥したまたたびは効果が薄いため、新鮮な葉や茎を与えましょう。
• 短時間与える：またたびの効果は長く続かないため、10～15分程度で取り上げてください。

またたびの効果

またたびを与えると、猫に以下のような効果が現れます。

• 催眠作用
• 興奮作用
• 食欲増進作用
• 快感や多幸感

これらの効果を目的に、またたびを与えている飼い主さんも多いようです。

またたびを与える際の注意点

またたびを与える際は、以下のような点に注意しましょう。

• 過剰摂取は避ける：またたびを与えすぎると、嘔吐や下痢、過度な興奮を引き起こす可能性があります。
• 妊娠・授乳中の猫には与えない：またたびの成分が胎児や子猫に影響を及ぼす可能性があります。
• 持病のある猫には獣医師に相談する：心臓病や腎臓病などの持病のある猫にまたたびを与える場合は、必ず獣医師に相談しましょう。
• 猫が嫌がっている場合は無理に与えない：中には、またたびの匂いを嫌がる猫もいます。無理に与えるとストレスを与えるので、そのような場合はやめましょう。

まとめ

猫にまたたびを与える場合は、生後6か月以上から、適量を新鮮な状態で与えましょう。また、過剰摂取や妊娠・授乳中の猫、持病のある猫には注意が必要です。またたびを上手に活用することで、猫の健康管理やストレス解消に役立てましょう。